ふるさと納税は、スマホで簡単にできるお得な納税方法です。
この記事を読むと、ふるさと納税の仕組みとやり方がわかります。
こちらの記事は初心者向けにわかりやすく解説をするため、表現方法が正式ではない部分もあります。あらかじめご了承ください。
ふるさと納税はスマホでできる
ふるさと納税は名前に「納税」と付くため、難しいとイメージしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、全てスマホで完結することもできるので、実は簡単なんです。
必要な手順は次の3ステップです。
- <ステップ1>アプリをダウンロードして、会員登録
- <ステップ2>買い物をする(返礼品を選ぶ)
- <ステップ3>自治体にふるさと納税をしたことを知らせる(控除手続き)
どのステップも簡単だから安心してね!
やり方の解説の前に、まずはふるさと納税の仕組みについて少し解説します。
ふるさと納税とは?
自分で選んだ自治体へ納税ができる
住民税や所得税といった税金は、自分の住んでいる自治体に支払っています。ふるさと納税は、税金の支払い先を自分で選ぶことができる制度です。
ふるさと納税で支払うと、翌年度の税金が少なくなる
ふるさと納税で支払った金額から2,000円を引いた金額(控除額)は、税金の前払いになります。税金の前払いするわけですから、その分だけ次回の住民税や所得税は少なくなります。
2,000円は自己負担額と言い、税金の前払いにすることはできません。ふるさと納税への参加料とイメージしてください。
ふるさと納税がお得な理由は返礼品!
ふるさと納税は、返礼品を選ぶこと(買い物をする)で税金を支払ったことになります。
返礼品は、お肉やフルーツといった食べ物をはじめ、電化製品や化粧品、クーポン券などたくさんの種類があります。
さらに、ふるさと納税は1つの自治体だけではなく、複数の自治体に分けて支払うこともできます。
ふるさと納税の参加料2,000円で、いろんな自治体から返礼品がもらえるんだよ!
ふるさとを応援!まだまだある「ふるさと納税の魅力」
返礼品も魅力ですが、ふるさと納税の本当の魅力は「支払った先の自治体の財源になる」ことです。また、返礼品を出品している農家さんや企業などの収入にもなるため、街の振興に貢献することができます。
生まれ育った街や旅行で気に入った街を直接応援できるんだね!
続いては、ふるさと納税の具体的なやり方について解説をします。
<ステップ1>さとふるアプリをダウンロードしよう
まずは、「ふるさと納税ができるアプリ」をダウンロードしましょう。
いろいろなアプリがありますが、このブログでは「さとふる」をおすすめします。
理由は、1つのアプリ内で「返礼品の申し込み」から「控除手続き」までを一括で管理することができることです。また、返礼品のレビューが書いてあったりと使い勝手が良いです。アプリ内のポイントはPayPayに交換ができるため、PayPayを使っている人にもおすすめです。
唯一のデメリットは、他のアプリと比べると選べる自治体の数が若干少ないところです。しかし、選ぶのに迷うほどの返礼品数を掲載していることに違いはないので、気にならないと思います。
アプリはApp Store(iPhone)やPlayストア(Android)からダウンロードできます。
アプリをダウンロードしたら、会員登録をしましょう。
さとふるのホームページからもふるさと納税はできるけど、アプリの方が使いやすいよ。
他のおすすめふるさと納税アプリは次のとおりです。
- 楽天市場
楽天ユーザーは楽天市場がおすすめです。ふるさと納税もお買い物マラソンの対象になっているため、ポイ活が可能です。
- ふるさとチョイス
選べる返礼品の掲載数が最も多いです。もし、お目当ての自治体が他のアプリでは見つからないという場合におすすめです。
<ステップ2>買い物をしよう(返礼品を選ぼう)
返礼品の選び方は簡単で、アプリで買い物をするように欲しい返礼品を探すだけです。
検索方法は、キーワードやカテゴリ、寄付金額など複数あります。
欲しい返礼品が決まったら、「カートに入れる」を押して、アプリの指示に従って購入をします。
支払方法もクレジットカードやPayPayなどいろいろな種類から選べるので、困ることはないと思います。
どんな返礼品があるかは、実際にアプリやホームページで見てみることをおすすめします。
<ステップ3>税金を支払ったことを知らせる(控除手続き)
ふるさと納税を行ったら、自分自身で自治体に「ふるさと納税をした」ことを知らせる必要があります。
この手続きを「控除手続き」といいます。
控除手続きを忘れると、翌年度の税金が少なくならないから注意してね。
控除手続きは次の2つの方法があります。
ワンストップ特例申請
確定申告をする必要ない人(会社員など)で、1年間(1月~12月)のふるさと納税先が5自治体以内である人が対象の申請方法です。
さとふるアプリでは、マイナンバーカードをスマホにかざすだけで申請が完了します。
アプリでの申請に対応していない自治体にふるさと納税をした人や、マイナンバーカードを持っていない人はワンストップ特例申請用紙を自治体に郵送して申請をします。
郵送での申請も難しくはないのですが、自治体ごとに書類を郵送したり、身分証のコピーを張り付けたりとアプリに比べ手間が多いです。
ふるさと納税を6自治体以上にしてしまうと、必ず確定申告が必要になるよ。
手間がすごく増えるので、数え間違いに気を付けてね。
控除手続きの手間を最小限にするために、ふるさと納税先は5自治体以内にし、「さとふるアプリdeワンストップ申請」が使用できる返礼品から選ぶことをおすすめします。
アプリでの申請が可能かどうかは、返礼品の紹介ページで確認ができます。また、検索条件で絞ることもできます。
確定申告
毎年確定申告を行っている人や、1年間(1月~12月)のふるさと納税先が6自治体以上の人は、確定申告で控除手続きをする必要があります。
ふるさと納税の注意点
控除できる金額には上限がある
収入によって、翌年度の税金から差し引くことができる金額(控除額)には上限があります。
上限額は、ふるさと納税アプリなどで簡単に計算することができます。
だいたいの目安がわかる早見表もあります。早見表は下のリンク先で確認することができます。
ふるさと納税の控除上限額(限度額)がわかるシミュレーション&早見表(さとふる)
返礼品の配達日は事前に指定ができません
ふるさと納税の返礼品は、準備が整い次第発送されます。特にフルーツは旬な時期に発送となっていることが多いです。アプリには発送時期の目安が表示されていますが、あくまで目安なので早まることもあれば遅れることもあります。旅行や出張などで長く家を開ける時期と目安の時期が重ならないよう気をつけましょう。
返礼品は品切れになることがあります
返礼品はたくさん種類があるため、迷ってなかなか申し込みができないこともあるかと思います。旬な時期が過ぎてしまったり、発送数の上限に達してしまった場合は品切れとなってしまうことがあります。気になる返礼品がある時は、悩み過ぎや注文のし忘れに気をつけましょう。
おすすめの返礼品は「訳あり」の返礼品
返礼品を検索するときにおすすめのキーワードが「訳あり」です。通常の返礼品に比べ数量が多かったり、金額が低く設定されています。
「訳ありの理由」も返礼品の説明ページに載っているので安心です。
「訳あり」は質が悪いわけではなく、フルーツであれば大きさが不揃いであったり、餃子のような加工品であればタレがついていなかったりと理由はさまざまですが、気にならない理由が多いです。個人で消費するのであれば、ぜひ検討してみてください。
訳ありを選ぶことも、ふるさと応援になるよ。
まとめ
- ふるさと納税はスマホアプリでできる。
- おすすめのアプリは「さとふる」。
- ふるさと納税を行ったら、忘れずに控除手続きを行おう。
- 控除手続きはワンストップ特例がおすすめ。返礼品の申込みを5自治体以内に収めよう。
- ふるさと納税の上限額は収入によって変わるので注意。
- 返礼品検索のおすすめキーワードは「訳あり」。
毎年の楽しみの1つに「ふるさと納税」を加えてみてはいかがでしょうか。
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